明治38年1月19日(木曜日)

露語通訳募集 陸軍省人事局補任課 俸給は25円以上70円以内とする  

露都の同盟罷工 12千名の職人が同盟してストを行った

汽船拿捕相次ぐ ウラジオ軍港に向かっている英国商船を拿捕し佐世保軍港に回航させた

露語通訳募集   陸軍省人事局補任課

今般次により露語通訳を募集する。志願者は願書に履歴書を添え至急当課へ差し出すべし。

 年齢20歳以上で兵役に関係なき者

 身分は概ね雇員であり、その待遇は判任官若しくは奏任官の待遇を与えられる。

 俸給は25円以上70円以内とする。

解説:俸給から見ると尉官から佐官の待遇のようである。当時の軍人の俸給は次のホームページに書かれている。

  「将兵の給料」http://www.jacar.go.jp/nichiro/keyword05.htm

露都の同盟罷工 18日ロンドン特約通信員発

露都において鉄工場の12千名の職人が同盟してストを行った。

解説:明治38年1月22日(日)は第1次ロシア革命の日である。この日、ペテルスブルグの冬宮広場でデモ隊が虐殺され、「血の日曜日」と言われているが、運命の日まで後3日である。

汽船拿捕相次ぐ

一昨日午前11時我が軍艦は対馬海峡において英国商船パウトリイ号(1542トン)を臨検したところ食料品、機械油及び造船材料等を満載し膠洲湾からウラジオ軍港に向かっている事を発見したのでこれを拿捕し直ちに佐世保軍港に回航させた。