明治38年1月9日(月曜日)

ベネズエラ問題 米国はベネズエラに対して60日間に限った最後通牒を送った

ステッセル将軍(長崎) ステッセルの旅館は長崎ホテルを予定している

光輝ある一段落 6隻の駆逐艦をチーフ方面と膠州湾方面に追跡し、遂に武装解除を実施した

ベネズエラ問題 8日上海経由ロンドンルータ社発

米国はベネズエラに対して60日間に限った最後通牒を送り、もし米国と欧州各国の要求が受け入れられない場合、米国は強力な艦隊を派遣してラガイラ、ベルトカペロ、マラカイボコの各地を占領し、またベネズエラが行った残虐行為に対するため軍隊をカラカスに送ると申入れた。

ステッセル将軍(長崎)

ステッセル以下将校、下士官兵1千名及びその家族は明日到着する予定である。ステッセルの旅館は長崎ホテルを予定しており、24号と25号の2室は将軍とその夫人の部屋として準備されている。その他の将校と下士官兵は稲佐方面に収容の予定である。

光輝ある一段落 1月7日午後9時35分 片岡第3艦隊司令官報告

旅順口にある敵は、我が包囲軍に対し去る1日夜から開城すると申し出て、その後同港内にある大小艦船を自ら破壊した。しかし6隻の駆逐艦は夜に乗じて沖合いに脱出したため我が封鎖艦隊の一部が追撃をした。敵はあらん限りの速力で遁走したがチーフ方面と膠州湾方面にそれぞれ追跡し、遂に武装解除を実施した。