明治38年1月2日(月曜日)

ポーランド地方の暴挙 鉄道の破壊が行われ、2箇所の鉄橋が非常に大きな損害を受けた

松樹山の占領 突撃を実施し午前11時頃砲台全部を確実に占領した

大連湾船舶出入制限 許可を得たものの外、一切の船舶の出入を禁止する

ポーランド地方の暴挙 1日上海経由ロンドンルーター社発

ピータースブルグに於いて半ば公報的に報道された所によれば、ポーランド地方において三度鉄道の破壊を企てた者が居り、2箇所の鉄橋が非常に大きな損害を受け、このために鉄道守備隊を増強したようである。

松樹山の占領 12月31日夜大本営着 旅順攻囲軍報告

軍は本日午前10時に予定通り松樹山砲台の胸壁を爆破の後、突撃を実施し午前11時頃砲台全部を確実に占領した。敵は南にある高地に退却したが一部は掩蔽壕の中に於いて、爆破により崩れた土砂によって埋まったようである。

解説:昨日の解説にあるように1231日に第1師団が松樹山堡塁を占領している。

大連湾船舶出入制限 

当分の間大連湾には官用船舶及び陸軍大臣、海軍大臣又はその地方を管轄する軍司令官若しくは海軍指揮官の許可を得たものの他、一切の船舶の出入を禁止する。大連湾に出入する船舶はその地方を管轄する軍司令官及び海軍指揮官の定めた規則を遵守しなければならないと昨日海軍大臣が告示した。