明治37年11月4日(金曜日)

天長節(豊明殿御宴) 我が大皇帝の聖寿無彊を祝うことは非常におめでたい事である

英艦隊露艦を追う ウオーカー少将の率いる巡洋艦隊は露艦隊を追尾した

天長節(豊明殿御宴)

今年は未曾有の大戦役であるが海陸ともに皇軍の向かう所に敵がなく、50万の満州軍と5千万の国民が、内に外に我が大皇帝の聖寿無彊(せいじゅむきゅう)を祝うことは非常におめでたい事である。

昨日は早朝より宮中に於いてご予定の通りのご祭典があり、陛下には別項の如く青山の練兵場にお出でになられ、正午12時よりは宮中豊明殿に於いて国内外の招待者を招き祝宴を開かれた。

解説:大東亜戦争以前は、天皇誕生日のことを天長節と呼んでいた。明治天皇が崩御された後11月3日は、明治節となり、また戦後になっても文化の日としてお祝いされている。

英艦隊露艦を追う 2日ロンドン特約通信員発

ウオーカー少将の率いる巡洋艦隊はアロサ湾に停泊していたが露艦が出発後、直ちに抜錨して露艦隊を追尾したと伝えられている。