明治37年9月18日(日曜日)

遼陽敵兵数 露軍は遼陽を合計5~6軍団で守っている。

バルチック艦隊別消息 バルチック艦隊は暫くリボーに滞在すると云われている

遼陽敵兵数 16日午後4時30分遼陽特派員発(軍用通信)

遼陽に居住している米人宣教師ウオーカー氏の談によれば、露軍は遼陽の西に1軍団、南に1軍団、東に1軍団、太子河右岸西北に1軍団、後方に1軍団の合計5~6軍団で守っている。

バルチック艦隊別消息 (外務省着電)

ベルリンのウオルフ電報通信の報道によればバルチック艦隊は極東に向け出発するに先立ち、暫くリボーに滞在すると云われている。

解説:艦隊は現在「レーウエリー」に於いて訓練中で、未だリボウ(ラトビア共和国にある軍港)には行っていない。入港の当日より戦闘訓練を行い、「リバウ」に回航するまで約1ヶ月間これを続行し、艦隊司令長官は砲戦策を定め、戦闘部署及び教練射撃の方案を発布している。