明治37年8月28日(日曜日)

日韓新協定 外国人等を招聘する場合には必ず日本の承認を得なければならない

ジアナの損傷 「ジアナ」は水線の上下に各1個所の損傷があり

露国世論の政府攻撃 政府が事の真相を知らしていない事を叱り

日韓新協定 25日京城特派員発

去る22日林大使が韓国朝廷当局者と協議したがこれは韓廷において将来第3国と条約を締結し、また外国人等を招聘する場合には必ず日本の承認を得なければならない旨の覚書を交換したと思われる。

ジアナの損傷 27日ロンドン特約通信員発電

サイゴンよりパリーへの電報によれば「ジアナ」は水線の上下に各1個所の損傷があり、また戦死者4名負傷者23名いる。

解説810日黄海の海戦で敗れた旅順艦隊の巡洋艦で、はるばるサイゴンまで逃れてきたが国際法の中立港に関する規定により武装解除された。

露国世論の政府攻撃

6月11日のケルニッセ、ツアイラング新聞は日露戦争に関する露国の世論について、保守主義の新聞紙も近頃まで取っていた慎重冷静な態度を全く変え、政府が事の真相を知らしていない事を叱り、露国人民が全ての出来事に関与し、全ての事項に関し意見を述べる権利があり政府もそれを傾聴すべきであることを益々主張するようになっている。